新緑・・・いや、深緑の夏。
今年もお盆の時期を迎え、夏も折り返し地点に来ました。
暑い夏もものともせず、子供たちは元気に走りまわっています。
開園した当時、滑り台の下にひょろっと一本だけ自生(!)していたカラーを
鉢に保護して2年と4か月・・・
年を追うごとに伸びる茎の数が増え、今ではこんなことに・・・
園庭ではこどもたちが植え、大事に育てていたトマトをはじめ、
ピーマンやゴーヤ、茄子が収穫されいます。
そんな野菜を使って、太陽さんたちが夏野菜ピザを作りました。
(ピザに乗っているのは銀杏産ゴーヤ!
全クラス分作り、みんなしっかり食べました。)
こどもたちが念入りに水をやっていたせいか、どうしても食べたいという念が通じたのか、
8月というのに、なぜかイチゴも実をつけて、見つけたこどもが大はしゃぎ。
冬に収穫したはずの蕪が別のプランターにひょっこり生っていたり、
2年前に種をまいた紫蘇が、何故か植えていなかったプランターからも次々と芽出し、
不思議なことに、予想外のモノが園庭のいろんな所でこどもたちに発見されています。
そして今日、雑草かと思って職員が抜いた草の先には・・・
なんと落花生がなっていたのです!
保護者の方に頂いて植えていたのにすっかり忘れて大分経っていた模様・・・。
また今夏、園庭に実のなる木が増えました。
園庭には、レモン、ザクロ、びっくりグミ、柚子、ブラックベリーやラズベリーなどが植わっています。
そんな中、今週、ザクロに花が咲きました。
(写真は花が終わっちゃった直後ですが・・・)
木がまだ細いので、下のふくらみが食べられる実になるのか・・・
また、レモンがなっているのを見つけたこどもたちは気になってしょうがない様子。
園長先生は、
「来年はヤマモモとブルーベリーも植えたいね~・・・」
と、年々、菜園・果樹園化している園庭です。
季節の移り変わりとともに、こどもも大人も経験を通して自然の摂理を学び、
命あるものを大事に育てることで、
たくさんの自然の恵みを受けられる喜びを大切にしています。
銀杏保育園には芝生も植わっています。
これは横浜市の園庭芝生化事業の助成を受けて植えたものです。
芝生の管理はなかなか素人には難しいものですが、
市の事業の一環で日産スタジアムのグリーンキーパーさんに巡回していただき、
アドバイスを得ながら職員が刈り込んだり、肥料や水をやったりしながら
大事に育て、こどもたちの足に優しい園庭を目指して頑張っています。
こどもたちも大切に育てていることを知っているからか、芝生の上では土足禁止を守って
園庭に草履が並んでいるところを事務室からよく見かけます。
保育園にある植物だけでなく、みんなが普段食べる野菜も誰かが大切に育てている・・・
ということで・・・
いつもみんなが給食で口にするお野菜を作って下さっているおじさんのところへ
感謝を伝えに、畑へお手伝いに行く予定だそうです!